ジョリパットフレッシュ で 外壁 塗り替え |東京都大田区

ジョリパットフレッシュ で 外壁 塗り替え

こんにちは。塗りかえ専門店　佐藤塗装店　佐藤です！！

東京都大田区の閑静な住宅街にお住いのお客様より、外壁塗り替え、カラーベスト屋根の塗装、その他目隠し格子腐食の為の木工事のご相談を頂きました。早速お話を伺いにお客様宅に向かいました。

築年数は12年を過ぎ、建物全体のメンテナンスをお考えであるという事でした。外壁はモルタル外壁の上に「ジョリパットのリシン仕上げ」が施してあります。お客様のご希望としまして、現状の艶消し、色などは既存のようなジョリパットの風合いで仕上げたい旨と、目隠しである格子木部の補修工事を行いたいご要望でございました。

何種類かのご提案を提出させていただき、工事詳細の打ち合わせを重ね今回の外壁リフォーム案が決定するのでした。誠にありがとうございます！！

1.　既存の状態と施工方法

工事の内容は足場を組んで、外壁塗装をするのと並行して腐食をしている目隠し木部の取り換えメンテナンスをする事。一度格子部分を解体して磨きメンテナンス、及びオイルフィニッシュ塗装。下地桟木の取り換え工事などの木工事。

また、屋上階のFRP防水面バルコニー、3Fバルコニーは、今後の事も踏まえ、上から重ねて防水層を強化する「FRP防水1PRY工法」。

⇒ＦＲＰ防水耐用年数の延ばし方

外壁面は、風合いを残す事をメインに考えたアイカ工業：ジョリパット純正 塗り替え 塗材「ジョリパットフレッシュ」での工事案で工事着手の段取りとなりました！！

2.　足場工事

打ち合わせを重ね、色の取り決め、工事日時も決まり、近隣様へのご挨拶も済ませて、いよいよ外壁塗装工事が始まりました！！

塗装工事に先がけ「足場工事」を行っております。今後の作業が安全かつ、スムーズに行えるべく安全第一で作業に取り掛かっております。

黒色の飛散防止ネットを張り、足場工事が完了となります！！ここから本格的な塗装工事がスタートします！！短い期間ではありますがよろしくお願いいたします！！！

3.　ジョリパットフレッシュ で外壁塗り替え

外壁の塗りかえは、洗浄工事から始まります！！これは女性のお化粧に例えると「洗顔」にあたる重要なファクターになります。隅々までキレイサッパリと12年分のホコリ、藻、コケなどを洗い流しました！！

工事前に打合わせをする中で、カラーベスト屋根の塗装はどうする？？という事案がございました。というのは、次回のメンテナンス時にひょっとすると屋根の葺き替えなどをご検討するかも・・・。

との事で、今回塗装をしたとしても「美装」に過ぎなく、10年後あたりで次回メンテナンスをお考えであるという事で、塗装をすることは見送り棟の板金、壁抑え部分などの釘の打ち増しに留めました。（無駄な費用はかけないよう、しっかりとご説明させて頂きました）

既存外壁面の仕上げは、ジョリパット「リシン」仕上げでございます。風合いを変えたくないとの事で、ジョリパット純正塗り替え塗材になります「ジョリパットフレッシュ」での仕上げとなりました！！

養生を念入りに行い、クラックもそこそこ発生している事から下塗りを微弾性フィラーで選定し、中塗り、上塗りと3回塗りでの仕上げとなります。

セーフフィラー１回塗り　+　ジョリパットフレッシュ２回塗り

↓　塗装の仕様　

今回の外壁面では、クラックがある事から微弾性フィラー（セーフフィラー）を下塗りとし、中塗り、上塗りで作業を進めます。また、色合いも新築時と同色で進めた為、塗り終えるころには「リフレッシュした外壁面」といった印象でございます。

↓　塗膜の肉付きが良くなる仕上りです！！

↓　付帯部の塗装

↓　3F屋根廻り

外壁塗装、付帯部のシリコン樹脂塗装、最後に基礎の保護コートである「キソハバキコート」を塗って外壁塗装が完了となります！！キレイになりました！！

4.　バルコニー床　FRP防水

日当たりの良いバルコニー床面は、防水層を強化するべく既存上からFRP防水を重ねる「FRP防水　1PRY工法」で工事を進めさせて頂きました。

⇒　FRP防水　耐用年数の延ばし方　ご参照ください

作業内容は、下地研磨　⇒アセトン清掃　⇒下塗り　⇒ガラスマット敷き詰め　⇒中塗り　2層　⇒トップコート塗装

このような工程となります。

下地処理を行い、ガラスマット敷き詰め、中塗り、脱泡ローラーで気泡を外に排出し防水層を作り上げていきます。この防水の特徴は船底のように防水性能は非常に高く、とても硬い性質がございます。

乾くとカッチカチになるFRP防水です！！防水層を丁寧に作り上げました！！

トップコートを塗布して、この工事の完成となります。

5.　目隠し木格子の交換工事

目隠し木格子の交換工事は、外壁塗装の工程と並行して行われました！！既存木格子を撤去して外壁の塗れない部分を先行して塗りました。

腐食のない格子は、大工さんが工場に持ち帰り専用の機械で磨き上げました。なくなっている格子材料は新規で取り付け致します。

また、格子を止めている下地桟木は米ツガで造作されており腐食に弱い木材という事もあり下地桟木に関しましては、全交換となっております。

↓　このように木材の腐食が進んでおりました！！

使用する材木の種類は「イペ」という物凄く硬い木材のようで、大工さんも大苦戦であります（苦笑）

下地をしっかりと組みなおし、格子を元に収める作業に終始しました！！ちなみに表面の格子部分は、既存木材を磨き、オーナー様のDIY（オイルフィニッシュ塗装）で新品同様以上の素晴らしい木材に生まれ変わりました！！

↓　ビスも全て錆びない「ステンレス製」を使用

風化していた格子の部分も「磨き」+「オイルフィニッシュ」をペイントする事で、一枚一枚が個性の色を出し、これがまた何ともイイ感じになったような気がしました！！

6.　工事の完成を迎え

今回のジョリパット外壁塗りかえ工事では、リシン壁面をジョリパットフレッシュにて塗らせていただきました！！腐食している格子部分はどこからどこまでを着手？？など、いろいろな打ち合わせを重ね完成に至りました。

実は格子の裏側はリビングにつながるバルコニーがあり、そこにもウッドデッキ床材、ベンチなどが造作されています。今回は足場がある箇所を優先として、腐食箇所のみ交換をしましょう！！というカタチで工事が進みました。

器用なご主人様は、バルコニー内部のウッドデッキ床面お手入れをDIYでされるそうです！！

磨いた格子木材が新品以上にいいアクセントにもなり、今回の外壁塗り替えを引き立ててくれた事でしょう！！今回、作業しやすい環境をご提供頂きまして、誠にありがとうございます。Aさまとの「ご縁」に職人一同、心より感謝申し上げます！！

↓その他ジョリパット壁面　佐藤塗装店での施工例です。

＊画像をクリックすると工事の詳細が開きます！

今回のようにいろんなご要望をカタチにするのが私たちのお仕事です！！どうぞお気軽にご相談ください！！

職人にしか出来ない「技」をお客様の「喜び」に変えるのは、現場で汗する私たちにしかできない事です！！建物を綺麗にした喜び、お客様の笑顔、その全てが私たち職人としての使命だと思います！！

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