ダイナミックMUKI リシン外壁の塗り替え
ダイナミックMUKI リシン外壁の塗り替え ダイナミックMUKIで仕上げました!!
こんにちは!塗りかえ専門店 佐藤塗装店 佐藤です。
神奈川県川崎市高津区の、閑静な住宅街にお住まいのお客様より外壁塗装、屋根の塗り替えなど定期的なお手入れのご相談を頂きました。いつもありがとうございます!!
建物は木造の2階建て住宅であり、築年数は13年になるそうで経年なりの汚れ、それなりの劣化具合が伺える状態でございます。また、外壁の種類はモルタル外壁に弾性系のリシンが吹き付けを施してある壁面です。(ザラザラした触ると痛い感じの・・)屋根はカラーベスト(コロニアル)のよくある軽量の屋根材です。
今回のご相談では、ご近所さんがきれいに外壁塗装をしたことにより「そろそろウチも・・・。」といった内容となっております。
ご主人様からお話を聞いていく中で、雨漏りが起こったことは今まで一度もなく、できれば汚れにくい塗り替えをご希望との事でありました。特に今回の既存外壁面は、リシンという仕上げでザラザラした仕上げ故、汚れを蓄積しやすい性質の仕上げ塗材です。
お見積りをさせて頂く中で、いくつかのご提案をさせて頂きました。通常の塗り替えで使用する塗材から、遮熱と言われる太陽光をはじき返す塗料や、塗料の劣化に強い塗材などなど・・・・・。
今回はその中から、外壁面を関西ペイントで非常に定評のあるラジカル制御型シリコン樹脂塗料である「ダイナミックトップ」の、そのまたもっと上を行く塗材の「ダイナミックMUKI」フッ素樹脂と無機を配合させた、素晴らしい塗料です。こちらをお選びいただました!!
また上記外壁塗り替えプランと共に、屋根は遮熱形フッ素樹脂の「アレスクールF(フッ素樹脂タイプ)」をお選びいただき工事させていただく運びとなりました。この度は佐藤塗装店をご用命頂き、誠にありがとうございます!!
工事の内容
・外壁塗装 ダイナミックMUKI仕上げ
・付帯部塗装
・屋根 アレスクールF(フッ素樹脂)
・その他
・マンション大規模修繕工事 ダイナミックMUKIの外壁仕上げ
・3階建て住宅ダイナミックMUKI仕上げと屋上FRP防水工事
1. 洗浄工事
工事は、1週間前に最終的な色の打ち合わせ、近隣様へのご挨拶を終え、足場着手となりました。足場も組みあがると早速「洗浄工事」となります。頑張りますっ!!!
この工事では、蓄積する汚れを落とすと共に、ある程度の水圧を掛けて下地がしっかりしているかどうかのチェックも行いました!!
恐らく新築時よりこのように激しく水を掛けられるという事はないでしょうからねっ・・・。しっかりと汚れを落とし、塗装のできる下地処理をしました。
バルコニーの床面や土間、タイル部分も「THE.13年」というべき汚れが付着しております。なかなか大掛かりにお掃除する事はないと思います。この洗浄の工事でしかできない事をしっかりと行い築13年分の汚れを落としきりました。キレイになるって気持ちがいいね!!
藻の汚れが中心となって付着していた雨どいも・・・
↓ 洗浄前
↓ 洗浄後
キレイになりました!!
バルコニー内の床面汚れも・・・・。
同様にキレイになりました!!
こうして見ると、汚れって付いていないようでとっても付着しているものなのです!!一連の洗浄工事も無事に終え、作業は塗る準備に取り掛かります!!
2. 外壁塗装工事 ダイナミックMUKI仕上げ
塗装を行う前には、塗らない部分を覆う準備が必要となります。この作業を「養生」というのですが、特に私たちの塗り替え工事では、準備が7割、本番が3割。というと、ちょっと大げさではありますが、この準備をしっかりしないと、いくらキレイに塗れたとしても、はみ出し部分が出てしまったり、後に清掃する手間が増えてしまいますので、きっちりと養生をする。というのが、鉄則となります。
養生と同時に取り合いの際を「養生」するという、職人さんの裏技が繰り広げられているという事はここだけの話でございます。(塗料のにじみ防止策)
乾いてしまうとクリアーになる、コーキングの一種のモノや、それ専用に作られている「アクリコNB」などを用います。
仕上げまでには、いろんなひと手間が加えられているという事です。窓廻りやタイルの取り合いに施工しております。
「絶対に汚してはならない戦いがそこにはある!!」(笑)
きっちりと養生を行い、いよいよいざ決戦へ!!!って、ただの塗る準備なんですが(笑)
本格的に塗る作業の前に、やるべき事が沢山ございます。壁面のクラック処理やコーキングの打替えなどが下準備となる訳であります。
外壁の塗装は、上の方から先に行うのが鉄則なります。今回の住宅外壁塗装で申しますと、天井部分は外壁よりも先に塗り上げる事になります。
↑ 天井部分、軒天の塗装
通称N-90 の色目です。真っ白よりも若干濁った白なのですが、実は一番使用される「白」であったりもします。(真っ白だと汚れが目立つ為)
外壁の塗装は、関西ペイント:ダイナミックMUKIでの仕上げです。下塗りには、ダイナミック防水フィラーを使用しております。
【下塗り】 ⇒ 【中塗り】 ⇒ 【上塗り】
↓ ダイナミック防水フィラー 塗布
【下塗り】 ⇒ 【中塗り】 ⇒ 【上塗り】
↓ ダイナミックMUKI(中塗り)
関西ペイント:ダイナミックMUKIでは、専用の中塗り材を使用します。高価な塗料では、専用の中塗り材が存在する事も多く、その理由は割愛させていただきますが、きっちりと塗り分けをするという事をきっちりと施工させて頂きました。
【下塗り】 ⇒ 【中塗り】 ⇒ 【上塗り】
↓ダイナミックMUKI(上塗り)
今回の仕上げは、ダイナミックMUKIを使用しております。艶あり仕上げという事で、この塗料の特徴が随所に出てくる事が期待されます。
艶感、塗膜がしっかりとしている質感・・・。
フッ素樹脂と無機を配合されているようですが、まさに塗料の中でもトップクラスであろうその仕上りは、他の塗料には無いような素晴らしい塗料であると思います。
今までのリシン模様にあったザラザラ感はなくなり、どちらかというとツルっ!!とした印象の壁面になりました。汚れは付きにくくなることでしょう!!
壁面を塗り終え、付帯部の仕上げも行い外壁面の塗装は完了となります!!
サッシ廻りが白でしたので、付帯部分も白を中心に色付けを行っております。先ほど天井塗装時にもありましたN-90番を使用しました!!
コロニアル屋根の塗装:アレスクールF(フッ素樹脂タイプ)
外壁面も終わり、屋根に塗装に着手しております。屋根の塗装では、通常塗料ではなく遮熱形の塗料をお選びいただきました。外壁塗装同様に、関西ペイント:アレスクールという遮熱塗料なのですが、耐久性に何種類もラインナップがあるなかでも、最高ランクに位置づく「アレスクールF(フッ素樹脂タイプ)」での仕上げとなります。
↓ 専用の下塗り
こういった遮熱形塗料は、下塗りから工夫が設計されており、できる限り太陽光をはじき返すよう樹脂に工夫がされているようです。
外壁にも大変マッチする「チョコレート色」を塗布しております。
こうして一連の作業を終え、外壁塗装、屋根の塗り替えが完了となります。いい色合いになりました!!
3. 工事を終えて ~13年目の外壁お化粧直し~
この建物にとって13年目の外壁塗装工事となりました、今回のお化粧直しも無事完了です。経年の汚れが蓄積する外壁面も、リシン外壁ですので汚れが蓄積しやすいという性質もあり、今回は仕上げにツルっ!!とした感じの塗装を施しました。
お選びいただいた色合いは、アクセントであるタイルに似合うような色をご選択いただき、既存の外壁よりも若干濃いめの色を塗る事で、アクセントである「白」が鮮やかに見える仕上りになっております。
お客様宅で打ち合わせの際には、地元サッカーチーム「川崎フロンターレ」のサポーターさんであるという事でありまして、(私もかれこれ10年以上のファンなのです!)色の打ち合わせよりも、フロンターレ話に華が咲いたのはここだけの話でございます。ユニフォーム着て打ち合わせに伺えばもっとテンション上がりましたよね!!(笑)
今回の外壁塗装の工事ご依頼と共に、作業のしやすい環境をご提供頂きまして、誠にありがとうございました!!N様とのご縁に感謝御礼致します!!
今回のようにお客様のいろんなご要望をカタチにするのが私たちのお仕事です!!外壁塗装の事、屋根の塗り替えなどの事、バルコニーの防水工事の事、メンテナンスサイクルの延ばし方などいろいろな工事など、どうぞお気軽にご相談ください!!
職人にしか出来ない「技」をお客様の「喜び」に変えるのは、現場で汗する私たちにしかできない事です!!建物を綺麗にした喜び、お客様の笑顔、その全てが私たち職人としての使命だと思います!!
【東京23区、川崎市、横浜市の「塗りかえ専門店」】
佐藤塗装店では私たちができる「塗装」を考え、お客様に最高のサービスでお応えできるように、スタッフ一同頑張っております!外壁塗装、内装塗装、屋根塗装、防水工事のことなら株式会社佐藤塗装店へご相談ください。
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