コンクリート打放し塗装 ランデックスコート
コンクリート打放し塗装 ランデックスコートの施工
こんにちは!塗りかえ専門店 佐藤塗装店 佐藤です。
今回は、外壁塗装でもなかなか稀な外壁面である「コンクリート打放し外壁」についてご紹介させていただきます。コンクリート打放しの外壁って何っ??っておっしゃる方もいらっしゃると思います。
↓ こういった外壁面です。
コンクリートそのままの表情が、クールでありモダンな印象を持つ外壁面になるのですが、これを塗装でメンテナンスをするとなるといくつかの選択肢に分かれます。
1. 既存の状態をキープする、風合いを保つ塗り替え
既存の状態をキープさせるのは、とっても大変な事でありますが、状態が良いのであれば撥水材のような塗料を塗って状態を長持ちさせる方法がございます。
2. 既存の上から塗料を塗る方法
この方法もいくつかの施工方法がございますが、最終手段でよく見るのがコンクリートに似た「グレー」でベッタリと塗ってしまう方法です。手っ取り早く外壁面がキレイになる方法でございます。
この場合は、風合い云々ではなく「ただただキレイにしたい!!」というニーズにとってもマッチしております。ただ、この施工方法のデメリットといえば、コンクリート打放しの風合いが全く無くなってしまう点でしょうか??
そのデメリットを解消するべく、意匠性のある仕上げも存在しており、今回はその仕上げにていくつかのコンクリート打放し外壁塗装の施工事例をご紹介させていただきます。(ただ写真なのでうまく伝わるかが問題ですww)
1. コンクリート打放しの外壁塗装
今回使用する塗料は、「ランデックスコート FC特殊工法」を行っております。
コンクリート打放しの壁面は、よく見るとグレーで濃淡模様が付いていて、その色合いが風合いとして感じ取られるところでありますが、先ほどの「グレー」でベタ塗りをするとその濃淡がなくなってしまい外壁面としての「味」がなくなってしまう感じになってしまいます。
今回の工法では、ベタ塗りをする中にも濃淡の模様を施し尚且つ素材の保護をするという意匠性の高い仕上りになるのが特徴です。
上記画像は左が施工前。右は施工後になります。
写真では伝わりづらいのでありますが、表面はツヤツヤとした仕上り肌で非常に整った壁面であるのが特徴でもあります。施工手順で言うと工程数で6~7工程かけて仕上げまで行います。
写真で見ると肌が整っているのが大変分かりにくいのですが(苦笑)表面もツルツルになっていて、尚且つ意匠性も優れているコンクリート打放しの外壁塗装の施工手順も踏まえてご紹介させていただきます。
素地調整⇒下塗り⇒中塗り2回塗り⇒模様付け(パタパタ)⇒パタパタ(おかわり)⇒上塗り
概ねこのような手順です。
2. 塀のコンクリート打放し 意匠性仕上げ
外壁塗装のご依頼を頂きました東京都目黒区の閑静な住宅街のお客さま宅にて、外壁面はジョリパットの仕上げでしたので、風合いを保って塗り替えのできる「ジョリパットフレッシュ」を採用して塗り替えをさせて頂きました!
また、屋根(コロニアル)の塗り替えも同時に行っております。この施工時の事も後程ご紹介をするとして、今回ご主人様から頂いたご相談内容の中に「塀に関する問題」がございました。
丸く囲ってある門塀と呼ばれる箇所でありますが、コンクリート打放しの壁面に前の業者さんがグレーでベッタリ塗ってしまった旨のご相談内容です。
言葉を変えるとコンクリート打放しの風合いを再現できませんか??という事です。
今回の工事では、ベッタリと塗られている壁面にカチオンセメントで下地処理を施し、「ランデックスコート FC特殊工法」で仕上げる施工を致しました!!
カチオンセメントで平滑にした上で、
素地調整⇒下塗り⇒中塗り2回塗り⇒模様付け(パタパタ)⇒パタパタ(おかわり)⇒上塗り
各工程を行って、最後に仕上げの上塗りをしました!!仕上りはこのような感じです。
仕上りの状態を簡単に申し上げますと、グレー一色で塗られている壁面に特殊なパットでベース色より若干濃い色でパターンを付けます。それが、コンクリート打放し特有な模様のような役割をして、意匠性のある仕上がりになるのです。
作業時の事を動画にもまとめてみました!!
こういったお客様のご要望をカタチに変えるのも、私たちの大事なお仕事であります。コンクリート打放しの風合いも取り戻し、大変喜んでいただけました!!
ありがとうございます!!
3. ランデックスコートWS疎水材 FC特殊工法
東京都目黒区の3階建ての住宅にて、コンクリート打放しの外壁塗装と、玄関ドアのダイノックシートその他防水工事などのご依頼を頂いております。
こちらの外壁面は、ランデックスコートを採用させていただき作業にあたりました。
【ランデックスコート FC特殊工法】
下塗り塗布
下地となるベースの塗装
パタパタ・・・この段階で斑模様を付けます。
上塗りをして外壁塗装の完成です!!
今回は、コンクリート打放しの外壁塗装に加え、玄関ドアのダイノックシート貼りも行っております。
【玄関 ダイノックシート施工】
既存の状態は木目のある無垢の玄関ドア材です。塗り替えとして考えられる「クリアーの塗り替え」も工事の選択として考えられましたが、いずれ同じような剥がれが生じてしまうとの懸念もありまして、3M社の「ダイノックシート」を貼りました!!
既存の玄関ドアは結構気合の入った剥がれ方をしておりました・・・(笑)
下地処理をしてプライマー、ダイノックシート張りの順序です。
ケレン
パテ処理
コンクリート打放しの壁面と合わせ、イイ感じに仕上りました!!実は、内装の階段などもダイノックシートを貼っております。
その時の作業風景はこちらです↓↓
今回の工事では、コンクリート打放しの風合いを保った塗り替え方法である「ランデックスコート」をご紹介させていただきました。
色んな施工方法もありますので、どれが正解、不正解というのはございませんが、少なくとも素材の保護をしながらも風合いを保つ施工方法の一つの選択肢に「ランデックスコート」も良いのかなと思います。
コンクリート打放しの仕上げについて、お困りな事がございましたらお気軽にご相談ください。
いろんなご要望をカタチにするのが私たちのお仕事です!!外壁塗装の事、コンクリート打放し塗装の事 。タキステップや長尺シートの事、屋根塗装、屋根の葺き替えの事、防水工事の事、室内の塗装、鉄部塗装の事、屋根の塗り替えについて、メンテナンスサイクルの延ばし方などいろいろな工事など、どうぞお気軽にご相談ください!!
職人にしか出来ない「技」をお客様の「喜び」に変えるのは、現場で汗する私たちにしかできない事です!!建物を綺麗にした喜び、お客様の笑顔、その全てが私たち職人としての使命だと思います!!
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