外壁リフォーム工事 ドア交換と金属屋根
外壁リフォーム工事 塗り替え、葺き替え、ドア交換工事
こんにちは!塗りかえ専門店 佐藤塗装店 佐藤です。
この度神奈川県川崎市麻生区の閑静な住宅街にお住まいのお客様より、外壁塗装工事に関するご相談をいただきました!早速、いつものようにスーパーカー(ただの軽自動車ですが・・・)を走らせ、現地調査にお伺いさせていただきました!!いつもお問い合わせいただき大変ありがとうございます!!
早速伺ったお客様宅先で、外壁と屋根の状態を拝見させていただきました!!いろいろとお話を伺う上で築年数でいうと26年が経過をしており、メンテナンス履歴としましては「新築時より10数年経った際に1度目の塗り替え工事」をされています。見た目は凄く綺麗に見えるのですが、所々「チョーキング」が進んでいる箇所もございました。(注:壁面を触ると表面がチョークの粉のように付着する現象です。塗り替えの合図とされています)また、クラックなども発生していまして、応急処置でコーキングを施してある形跡も見られましたが今までに雨漏りなどのトラブルは気が付く範囲内ではないとの事でございます!!
屋根を見るとさすがに26年生(LEVEL26)と思える状態がございました。特に釘のゆるみ、前回に塗ったであろう塗膜の剥がれなどなど。
今回のお客様のご要望としまして全体的な外壁リフォーム工事をご希望との事で、ご提案としましては「今後の15年を安心して暮らせるお宅に!!」こんなテーマを持っていくつかの工事を絞り出しお見積りをご提出させていただきました!!
と、ここで横道逸れてしまいますがその「15年」という年月を私たちの暮らしに当てはめて少し考えてみました・・・・。(私事ですいません・・・)
・今年成人を迎える我が家の息子くんの15年後⇒35歳(おっさんじゃんwww)
・社会人2年生の娘の15年後⇒39歳(ほぼアラフォーwww)
・自分の15年後⇒62歳(おいおい還暦通り越してるぞ・・・www)ち~ん
と、簡単に「15年」といってしまっておりますが、この年月が意味をするものはとても恐ろしい事が分かります(笑)
しかし私たちがお仕事をしております、この外壁リフォーム工事の世界で言う15年っていうのは、当たり前のように「15年サイクルの塗料が販売されました!!」とか、「その上を行く無機で20年どうですか!!」とか塗料の進歩は目覚ましく、日進月歩のこの世界でございますから、どのあたりに次のメンテナンスを考え計画をするのか??
この計画こそがとっても大事な事です。
今回の 外壁リフォーム工事 では、2回目の外壁塗装と屋根の耐用年数などを考慮したりして、いくつかのご提案をさせていただきました!!工事の内容と共に、今回の工事の経緯などご紹介させていただきます!!
1. ご提案の内容 外壁リフォーム工事
目次
今回の工事では、上記にあったような「15年」というメンテナンスサイクルを検討しました。塗装で言う15年と言えばちょっと前で言うところの「フッ素樹脂」あたりの塗料が該当しましたが、今では日進月歩のこの世界よりリーズナブルで、耐久性を持ちつつも機能性の優れた塗料が沢山販売をされるようになりました!!その中でも佐藤塗装店では関西ペイントの「樹脂リッチ」な面に注目をして、各現場でお勧めをしております。
いろいろ試しました・・・。関係各所に聞いたりもしました・・・。もちろん今現在の主流であるシリコン樹脂塗料です。でもやはりこの塗料を勧めない理由が見つかりませんでした(笑)
関西ペイント「ダイナミックトップ」です。
このブログでも再三再四ご紹介させていただきましたが、色んな下塗り材を組み合わせる事もでき、尚且つ色あせにも強いという「ラジカル制御」機能も持ち合わせております。肌艶、肉持ちの良さ・・・。控え目に言っても最高ですね!!
この上を行く「ダイナミックMUKI」というフッ素+無機質の塗材ももっともっと最高なのですが、15年耐久というバランスとそのあたりで一度「メンテナンス」をして下さい!!という意味合いもある事でしょう!!(クラックとかは発生しますのでね)
という事もあり、
外壁面は「関西ペイント:ダイナミックトップ」に決定しました!!
↓↓ ダイナミックトップの工事施工例です
・マンションビルの外壁塗装工事 ダイナミックトップ「ブラック仕上げ」
・マンションの改修工事 ALC外壁をダイナミックトップで仕上げました!!
さて、今度は屋根をどうする??という事でございますが、コロニアル(カラーベスト)の屋根の耐用年数はおよそ30年と言われております。冒頭にもございました通り、現段階での築年数は26年・・・。あと4年・・・。そんな事からも屋根は新しいモノで葺き替え、もしくは上から被せるカバー工法での工事のご検討となります。屋根の工事でも一長一短ございますが、より合理的に尚且つ安心できる工事方法「金属屋根のカバー工法」で工事を行う事になりました!!
屋根工事は「アイジー工業:スーパーガルテクト」にて
また、玄関ドアも交換をご希望との事でワンデイドアリフォームで有名な「リクシル リシェント」にて工事のご依頼をいただきました!!
いつも佐藤塗装店をご用命いただきありがとうございます。
↑ ワンデイドアリフォーム:リシェント (C16Nアルミ色)
工事の内容
・外壁塗装 ダイナミックトップ仕上げ
・付帯部 シリコン樹脂塗装
・バルコニー床 ウレタン防水工事
・屋根工事 スーパーガルテクト(カバー工法)
・玄関ドア リクシル リシェント(カバー工法)
2. 外壁塗装工事 2度目の塗り替え
工事はまずいつものように「足場工事」から行いました!!作業中の事は割愛させていただきますが、クサビ形足場で安心安全な足場工事を行っております。看板シートも張り「安全作業で頑張るぞ!!」って感じでしょうか。
足場工事が終わり外壁塗装工事に着手しております。外壁塗装工事では、厳密に言うと「塗り重ね」という事になります。旧塗膜を活かしつつその上から塗膜を重ねていくという、いつものような塗り替え工事となります。この場合の注意点と言えば、旧塗膜がどのような状態であるか??これにつきますが、もし旧塗膜が傷んでいる場合などはその箇所を剥がし新たな塗膜を作り上げる工事が必要です。今回は健全な状態でしたので、その上から「下塗り」+「中、上塗り」の順で塗装を行っております。
・ダイナミック防水フィラー1回塗り + ダイナミックトップ2回塗り
この工程の前には、必ずクラック処理、肌合わせという工程を挟みます。簡単に申し上げますと、ひび割れをコーキングやエポキシ樹脂(弾性系)で穴埋めをしまして、そこがあたかも「補修をしましたよここは!!」という目立ってはカッコ悪い事なので、ごく自然にボカシながら補修を行います。簡単に書いておりますが、その「ごく自然に」という補修がとっても大変でとても重要な事なのです。
*コーキング材をニョロニョロ付けた「ミミズ腫れ」みたいな補修は間違えても行いません!!
下塗りに先行をして、エポキシ樹脂の弾性系で補修を行いました!!
既存の模様はアクリルタイルのヘッドカット模様です。一度お塗り替えをされておりますので、状態面としては良好な状態でございましたが、「チョーキング」や「クラック」などがあちらこちらに発生している状態でございます。
今回お選びいただきましたお色は「薄い水色」でアクセントとして紺色を入れていく同色でのコントラストになります。また、合わせて屋根の色も紺色ですので、非常に統一感のある仕上がりになりました!!
各作業の膜厚に気を付けながら、慎重に塗り重ねて壁面の仕上りとなりました!!
「関西ペイント:ダイナミックトップ」簡単にこの仕上げ塗料の特徴をご説明させて頂きます。今回仕上げをしました外壁塗装ダイナミックトップ仕上げは「艶あり」です。この塗料は艶感で言えば他社メーカー(同等品)よりも明らかに艶がある気が致します。塗っている感触、肌触りなども私見ではございますが、どのメーカーよりも良いとの認識です。有名な話ですが、関西ペイント社さんの塗料は樹脂がリッチに使用されているとの事で、今回はシリコン樹脂でございますが耐久性なども良いとの感触がございます。
通常は「艶あり」が一般的でありながらも、昨今では艶をわざと落とした仕上げの5分艶、3分艶などもよくご注文を頂きます。完全な艶消しにも対応をしているこの塗料ですが、例えばジョリパット外壁塗装などの艶消しなどでも良いと思いますし、「艶消し塗料」も専用の設計をされたそうでメーカー開発さんの熱の入れようも感じざる得ない・・・。ほんと素晴らしい塗料だと私は感じております!!
注:通常の艶調整塗料は「艶消し材」入れて艶調整をしていくのですが、この塗料の艶消しは違った設計で艶を落としているそうです。(聞いた話ですが)
外壁面も仕上り、その他付帯物も紺色などで仕上げをして屋根工事に工程は移っております・・・。
3. 金属屋根のカバー工法
今回の工事対象となる屋根は、軽量スレート瓦(コロニアル、カラーベスト)の屋根材です。一度塗り替えをされているようで、経年劣化による剥がれは生じておりました。また、板金部分の釘のゆるみなどもございましてお手入れをするには丁度のタイミングだったように思います。
いくつかの工事方法や、屋根材の中から今回選定をしたのが「アイジー工業:スーパーガルテクト」になります。この屋根材の特徴は金属屋根ですので、「軽い」というのが一番のメリットで、丈夫、耐久性に優れる、断熱、遮熱性もあるなど挙げればいろんなメリットがございます。撤去をするしないの選択におきましては、既存屋根材がアスベストを含んでおりますので撤去費用に割り増し料金が掛かってしまう点、このあたりがご検討の論点になったかなと思います。
撤去する場合 ⇒ 撤去費用(割り増し)、野地板張り替え(張り増し)
カバー工法の場合 ⇒ 既存上より張り替え
余計な撤去費用が掛からないのが「カバー工法」のメリットであり、断熱遮熱対策効果としては当たり前の事ですが「塗料」で塗膜を形成する断熱塗料や遮熱塗料なんかとは、効果がだいぶ上な気が致します。今回の工事では、上記にもございます「カバー工法」にて工事に取り掛かっております。
工事の工程は、
洗浄 ⇒ 防水シート ⇒ 本体の施工 ⇒ 棟、雪止め施工 ⇒ 端末シール処理
と、このような工程となります。
アイジー工業:スーパーガルテクト(シェイドブルー)での仕上げとなっております。
これにて屋根工事は完了となります。
4. ドアのリフォーム工事「ワンデイリフォーム」
最後になりますがドアのリフォーム工事(交換)も行っております。既存のドアは木製のドアで、通常このドアを綺麗にするとなると「上からベッタリ塗るか」「既存塗膜を剥がして塗るか」塗装業者としましては以上の2択となってしまいます。
塗るという選択肢を持ってしまうと、また年数が経った時に塗り替えをしなくてはならない「木製ドアのお手入れ」あるあるが発生してしまいますが、今はとっても良いモノが沢山ございます。
・ダイノックシートを張るケース
・ドアごと交換するケース
塗装以外の選択肢となるとこのような工事方法がございます。中でも金額的には一番お高くなってしまいますが、機能性の豊富さ、見た目バリュエーションの豊富さでは交換という工事には到底かないません。その中でも一日で工事が完了をする「玄関リフォーム リクシル リシェント」の中からドアの交換工事をお選びいただきまして作業にあたっております。
リシェント 片開きタイプのアルミ色こちらをお選びいただきました。また、この交換工事の特徴でもある鍵の部分のオプションで「リモコンキー」をお選びいただいております。簡単に申し上げますと、キーをかざして鍵が開くという今現代の生活事情にとってもあっているドア、キーの交換となりました!!
木製のドアだったのが、アルミ製のドアに早変わり!!!
「ピッ!!」とかざす機能も備えております。こういったリフォーム工事は塗装という分野ではできませんので、とてもお勧めの出来る工事であったと思います。
・見た目の向上
・セキュリティーの強化
建付けも新しくなり、ドアの開閉もスムーズに!!!って、塗装の仕上げ工事と比べてもいう事ないじゃないですか!!ってくらい素晴らしい!!
こういった工事も行っておりますので、是非お困りのドアなどございましたらお気軽にご相談ください。
5. 工事を終えて
築26年目に当たる今回の外壁リフォーム工事は、無事に全行程を終えて完了する流れとなりました!!外壁はブルー系の同色仕上げでまとめ、ドアもどんなシーンでも合うアルミ色をお選びいただいております。
今後の15年を見据えた工事内容となりましたが、恐らくそれ以上の耐久性を兼ね揃えた工事となっております。屋根工事も新たな屋根材での工事となっておりますので、安心、安全な生活ができる工事をご提供させていただきました。
私たちが行いました工事が、いつまでも健全でありながらもキレイな状態を保ってくれますように・・・。私たち職人の願いを込めながら・・・。
最後になりますが、F様この度は佐藤塗装店へ工事のご依頼いただきましてありがとうございました。いろいろなお気遣い頂きました事、職人一同感謝御礼申し上げます!!お化粧直しした外壁面がいつまでもキレイな状態を保っていてくれる事を願っております。この度は佐藤塗装店をご用命いただき誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!!
今回のようにいろんなご要望をカタチにするのが私たちのお仕事です!!外壁塗装の事、集合住宅外壁塗装の事、ジョリパット外壁塗装の事 。タキステップや長尺シートの事、屋根塗装、屋根の葺き替えの事、防水工事の事、室内の塗装、鉄部塗装の事、屋根の塗り替えについて、メンテナンスサイクルの延ばし方などいろいろな工事など、どうぞお気軽にご相談ください!!
職人にしか出来ない「技」をお客様の「喜び」に変えるのは、現場で汗する私たちにしかできない事です!!建物を綺麗にした喜び、お客様の笑顔、その全てが私たち職人としての使命だと思います!!
【東京23区、川崎市、横浜市の「塗りかえ専門店」】
佐藤塗装店では私たちができる「塗装」を考え、お客様に最高のサービスでお応えできるように、スタッフ一同頑張っております!外壁塗装、内装塗装、屋根塗装、防水工事のことなら株式会社佐藤塗装店へご相談ください。
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