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コーキングが大事　雨漏りのする3階建て住宅｜川崎市中原区

雨漏りの原因と言えば、コーキング切れが大半を占める塗り替え事情の中、あるご相談を頂きました。それは、3階建て住宅にお住まいのオーナー様のお悩みなのですが・・・。雨漏りが現状起こっていて建物全体の修繕工事を考えている。とのご相談で早速、ご相談場所の川崎市中原区に伺いました。今回の「ご縁」には大変感謝いたしております。

お話を伺っていくと、3階建てのＡＬＣ壁面の建物である特異な雨の時に、雨漏りがしてしまうとの事でした。経験上、サッシ廻りのコーキング、壁面のコーキング、金物周辺などそのあたりをじっくりと雨漏り防止処置を行ってあげると治るとであろう。とのことで、いくつか工事のご提案をさせていただく事となります。

まず外壁面に関しましては、ALC壁面ですのでコーキング工事を入念にする必要があります。壁面、サッシ廻りのコーキングを。壁面もいくつかご提案をさせていただきましたが、メーカーで15年の耐久を謳っているSK化研プレミアムシリコン、その他部位も日本ペイント　ファインSiにて。防水関連は屋上の防水を通気緩衝工法サラセーヌAV工法にて。ベランダの床面もサラセーヌ密着工法にて。各階段は塗装工事を終えたのちタキステップ5Wと、3Sの施工。配管パイプ、金物などは総取替。その他、各工事ありますが全面の改修工事ということで、工事が始まります！！今回のメインテーマである「雨漏り直し隊」出動です！！

・外壁タイルの雨漏りをクリアー防水で施工させていただきました！

工事の内容

・ＡＬＣ壁面コーキング工事　塗装工事
・屋上防水工事（通気緩衝工法）
・階段タキステップ床工事（左官補修を含む）

・配管金物交換工事、配管交換工事
・霧除け廻り改修（雨の流れ改善）

1.　足場組立て工事

2.　現状確認（雨漏り箇所の確認）

足場が組みあがった後、壁面、雨漏り箇所の確認を行いました。サッシ廻り、壁面目地の他、取り付け金物周辺で「穴」を発見しました。ＡＬＣ壁面は構造上、庇（ひさし）がありませんので、横殴りの雨、風が強い時の雨などは上から下へ壁面を伝って雨水は落ちていくと考えられます。上記のような「穴」があれば雨漏りにつながる致命的なものと考えます。

3.　壁面コーキング工事(雨漏り防止）

現状雨漏りが発生していますので、コーキングの工事を先に行いました。

併せて配管金具の交換も行いました。

取り付け箇所を変えて固定しました。また、穴のコーキング、既存と同じ模様の吹き付けも行っております。

これでコーキング工事が完了です。この時点で雨漏りが止まっていないと他に原因があると考えられますので、高圧洗浄工事の時にオーナー様に注意深く見ていただく事となります。

4.　高圧洗浄工事

高圧洗浄工事を行った結果、今までの雨漏りがなくなっていたようで、ホッとしました。加えて、変なところから漏水が発見することになり、後日このパイプは「お疲れ様でした！」と交換を余儀なくされます。

5.　外壁塗装

コーキングをよく乾燥させてから、塗装の工程へと移ります。今回はいくつかご提案したのかの一つである「ＳＫ化研　プレミアムシリコン」での仕上げです。この塗料は15年メンテナンスのサイクルを謳っているものでこれまでにある「シリコン樹脂」の塗料よりも優れている商品との事です。丁寧に、一生懸命塗らせていただきました。

↑　塗装の構成はこうなっております

塗装完了後、防水工事、タキステップ工事を行い無事工事完了となりました。工事の途中で雨量の伴う雨が降って「雨漏り」の確認を行うことができました。もちろん雨の侵入は止まっていて、よかった！よかった！という結末でございます。

6.　工事の完成

今回は「雨漏り直し隊」として出動させていただきましたが、実際に足場を組み立てて確認をすると、雨漏りがするべく原因があるものと気が付きました。ヒビ割れであり、穴であり、ちょっとしたことが雨漏りにつながった今回のケースです。工事を通じて、改善ポイントはすべて直しましたので、安心できる建物なりました。この度の「ご縁」に大変感謝申し上げます。佐藤塗装店に工事のご依頼いただきありがとうございました。