ダイナミックトップとダイナミックルーフの塗り替え
こんにちは!塗りかえ専門店 佐藤塗装店 佐藤です。
神奈川県川崎市麻生区にお住まいのお客様より、外壁塗装と屋根の塗り替えのご相談を頂戴しました。いつものようにスーパーカーのハンドルを握り(ただの営業用軽自動車ですが・・笑)現地調査に伺わせていただきました。いつもありがとうございます!!
築年数で10年ちょっととの事でありましたが、外壁面に汚れが付着するのが気になる点、ひび割れなどが多数見られる点などの現時点でのお悩みをお伺いさせて頂きました。汚れに関しては、以前にあった植栽の影響があったようで(バルコニー側)今は伐採をしたそうですが、そのグリーンになった外壁汚れが気になるとの事でございます。
藻の汚れが気になるようでしたら、「藻」の汚れの色で塗れば目立たなくなるというのは、この業界の裏技でありますが(笑)、イメージを崩す事なく外壁塗装工事を行いたい旨のご相談もいただいております。
⇒ 藻の汚れにお悩みの外壁 「汚れにお悩みなら汚れの色で塗ろう??(笑)」
また、玄関上あたりはちょっと気になる天井の剥がれがあり、クラックも大き目な箇所が多数見られましたので、そういった状態にあった塗り替えプランをご提案させて頂きました。
こういった場合の処置方法と、何をどう塗るか・・・?
実はこういったケースで色んな直し方がありますが、ひび割れに対しただコーキング材を詰めて簡潔に済ませるのか?または、現状と同じような模様を吹き付けをして、ひび割れ箇所を分からなくするか??(この一連の作業を肌合わせと言います)
仕上がった後で、ひび割れ箇所が分かってコーキング処置が目立っても良い場合は簡潔な処置でも良いでしょう!!しかし、新築住宅のようなカッコいい仕上りを目指す塗り替えを行う場合、肌を合わせてあげてクラック処置を行い、その上で仕上げ塗材を塗る事をお勧めしております。
そういった中でいくつかのご提案をさせて頂き、モルタルのリシン外壁に最もお勧めのできる関西ペイントのダイナミックシリーズでの塗り替えをメインに、各箇所の仕上げご提案もさせて頂きました。
今回の工事のテーマは、ひび割れを如何に直し、塗り替えをするのか??という問題の中で、関西ペイント:ダイナミック防水フィラー + ダイナミックトップの外壁塗り替えと屋根も同じく関西ペイント:ダイナミックルーフでの4回塗り仕上げ、付帯部などは、セラMシリコンⅢ(2液形シリコン樹脂塗料)、バルコニーのFRP防水などの内容にて工事のご注文を頂戴しました!!いつもありがとうございます!!
工事内容
外壁:ダイナミックトップ(下塗り:ダイナミック防水フィラー)
屋根:ダイナミックルーフ
付帯部:セラMシリコンⅢ
バルコニー:FRP防水トップ塗り替え
基礎土台:キソハバキコート
その他・・
1. 色の選定
工事着手前には、近隣の皆様へのご挨拶と色の打ち合わせをさせて頂きました。事前にメーカーに塗り板(A4サイズの実際の見本)を数種類取り寄せをして、この打ち合わせをさせて頂いているのですが、今回の問題点の中にあった「藻の汚れ」と対してどういった色合いが良いかが話合われました。
既存のイメージはそのままに・・・。を原点としてアクセント部分を白くするとか、壁と同色にするとか、茶系にしてみるとか・・・。外壁面の色はすんなり決まったものの、できるだけ汚れの目立たない色合いにしたい旨のご相談でありましたので、まだ使い慣れていない「カラーシュミレーション」を用いてイメージを膨らませて頂きました。
その時、使用したのが下記の写真になります。
① 既存と同じく白のアクセント
② 外壁面と同色にするプラン
③ 茶系のアクセント
一応、不慣れではありますが・・・。いつ慣れるのって(笑)COLORexpresswのソフトを用いて、このようなプランを作成いたしました。
*有料にはなりますが、その手のプロがしっかりとしたカラーシュミレーションをするご案内もできますので、その際はお気軽にご相談ください。(早く慣れるように致します!!)
このプランを参考にして頂き、①だと汚れが付きやすそう。③だと今とだいぶイメージが変わってしまいそう。という事で、打合わせの中でも希望としていただいていた、外壁面と、破風板、天井、樋などを同色で塗るプランで工事がスタートしました!!
2. 足場工事
外壁屋根塗り替え工事のスタートは、いつものように足場工事から着手しております。
飛散防止のネットも全面張り終え、本格的な外壁塗装工事がスタートします!!
3. 外壁塗装工事、屋根の塗り替え
塗装工事の始まりは、高圧洗浄から行いました。この工程では、今までの蓄積した汚れを落とすと共に、これから塗る塗料との密着性などとっても重要な役割となっております。屋根の藻、コケ汚れを落とし、外壁面にこびりついている藻の汚れも全て落としました!!
ここで余談になりますが、外壁塗装を行った後汚れが付着してしまった場合の対処方法でございますが、一般に市販されているKARCHER(ケルヒャー)などの洗浄機でも十分に落とせますので、是非試してみてください。
今回、大きなクラックもあり、小さなクラックも多数見られたのですが、その処置として弾性エポキシ樹脂で処置をした後に、リシンの吹き付け材で吹き付けをして補修箇所を目立たなくしました。この事を肌合わせと言いますが、できるだけ補修箇所を目立たなくするのが、私たち職人としての使命であり、またそれと同時にクラックの発生を抑制させるべく下地という工事には、重点を置き作業に当たっております。
↑ リシン骨材 吹き付け
↑ リシン骨材 吹き付け
↑ 破風板、軒天部分もしっかりとコーキングを行い、下地処理いたしました!!
今回行う外壁塗装では、下塗りの仕様に通常のダイナミックフィラーよりも上級グレードに位置します「ダイナミック防水フィラー」を用いました。変えた意図は、クラックに対してや、下地の重要性なども考慮しての事でありますが、実はこういった上塗りをしてしまうと、隠れてしまう工程の一つ一つに長持ちをさせる意味合いがあり、これが数年経った時に違いが出るのは、現場の人間しか分からないモノがあります。
ちょっとした積み重ねが、とっても重要なのです!!
今回の上塗りは、ダイナミックトップの半艶で仕上げました。打合わせの段階で、ツヤツヤはちょっと・・・。という事で、落ち着いた艶で塗ると上品なイメージになるお色でありました。ちなみにこのダイナミックトップは、シリコン樹脂でありながら、ラジカル制御も兼ね揃えたワンランク上を行く塗料であります。その上にはダイナミックMUKIという無機+フッ素樹脂の凄い塗料もございます・・。塗料も日進月歩だと思う今日この頃・・・。
⇒ アパートの外壁 シリコンクラフト+ダイナミックトップ仕上げ
中、上塗りと作業を進めていき外壁塗装は完了となります。
付帯部も同色で仕上げました!!こちらも外壁同様の半艶仕上げでの仕上げになります!!
基礎部分もキソハバキコートを塗布しております。
外壁と同時に屋根も作業を進めております。こちらの仕上げは外壁同シリーズである「ダイナミックルーフ」での仕上げです。
↑ タスペーサー01新型を取り付けしました!
屋根は、下塗り×2層 中、上塗り2層の計4層での仕上げとなります。
落ち着きのあるブラウンで仕上げをさせて頂きました!!これにて屋根も完成となります!!
4. 工事の完成を迎えて
川崎市麻生区にてお邪魔させていただいた、外壁塗装、屋根の塗り替え工事も無事に完了となりました!!
経年劣化によるクラックや汚れの蓄積する外壁面も、今回お化粧直しをさせて頂きピカピカの1年生になりました!!
既存の色をイメージを変えず選択いただいた外壁面に、アクセントを同色で合わせる事により、シンプルで一体感のある仕上がりになりました!!また、バルコニー下、玄関天井部分が黒ですので、かえってあまり色を使わずに良かったかな??という印象でございます!!
艶も落ち着いた半艶ですので、上品な印象に仕上りました!!この建物にとって、初めてのお化粧直しに佐藤塗装店をご指名頂き誠にありがとうございました!!今回塗らせていただいた外壁面と屋根がいつまでもキレイな状態を保ってくれますように・・・。I様とのご縁に深く感謝申し上げます!!職人一同。
今回のようにお客様のいろんなご要望をカタチにするのが私たちのお仕事です!!外壁塗装の事、屋根の塗り替えなどの事、バルコニーの防水工事の事、メンテナンスサイクルの延ばし方などいろいろな工事など、どうぞお気軽にご相談ください!!
職人にしか出来ない「技」をお客様の「喜び」に変えるのは、現場で汗する私たちにしかできない事です!!建物を綺麗にした喜び、お客様の笑顔、その全てが私たち職人としての使命だと思います!!
【東京23区、川崎市、横浜市の「塗りかえ専門店」】
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