ベランダ 鉄骨補修 と床面の防水工事|川崎市幸区
こんにちは。塗りかえ専門店 佐藤です。
川崎市幸区木造住宅2階建てにお住まいのお客様より、「ベランダが腐食してしまいまして・・・・。」とのご相談を頂き、早速、現地調査にお伺いいたしました。
数年前に改築をされたそうで、階段(右端)があったものを撤去したそうです。今回、ご心配にされていたのが、梁(はり)と呼ばれるベランダ床面の下(横長)に設置されている部分です。見た目にも結構大胆に腐食が進んでいまして、梁が梁の役割をしていない状況です。運よく家の中から出てきている鋼材で支えられていて、今すぐ落ちる事はないにせよ、鉄骨の補修は必須な状態です。
通常この場合、ベランダを取り換えるか、鉄骨の補修、補強をして今まで通り使用するかの2択になってしまいます。もちろん鉄骨の補修でご相談を頂いておりますので、今すべき工事をご提案させていただきました。
工事の内容
・ベランダ捕食箇所の補修、補強
・ベランダの塗装工事
・ベランダ床面の傾斜補整-左官工事
・床面の防水工事
1. ベランダ鉄骨の補修、補強工事
今回は、部分的な撤去をしないで、傷んでいる箇所をボロボロと叩き落とし、梁材はカバー工法(上からかぶせる方法)で取り付け、横桟材で補強を取る工事となりました。
朝からガチャガチャと鉄骨造ベランダの修繕工事に川崎市幸区の住宅街に伺っております。
腐食の進んでしまった鉄骨工事と塗装、防水工事を経て完成予定です! pic.twitter.com/2aJh2AmxLP— 塗り替え専門店【佐藤塗装店】佐藤栄喜 (@satotosoten) 2019年1月8日
「せーの、よっこらしょっ!!」
梁材が重くて掛け声をあげているのかと思ったら、歳を重ねるとその掛け声がないとダメだそうです(笑)
な、なるほど!!#日々お勉強 pic.twitter.com/H5e5A0aleh— 塗り替え専門店【佐藤塗装店】佐藤栄喜 (@satotosoten) 2019年1月8日
取り付けられた鋼材は、床面よりも上に位置することになります。床面がまっすぐであれば、ほんの数ミリ上にくる程度ですが、今回は床面が凸凹していたため、床面の傾斜補整も行なう事になります。(不陸の幅は大きいところで3~5mmほど)
取り付け後、日本ペイント社製・ファインSi(2液形シリコン樹脂)で手すりと共に保護の塗装を施しました。
2. ベランダ床面 傾斜不良の改善(左官工事)
ベランダ床面は、ウレタン防水が施してあります。今回の工事で再度ウレタン防水を行いますが、その前に左官工事で傾斜の補整を行いました。
一度、下塗りにカチオン系樹脂を下塗りし、モルタル床面を仕上げていきます。
金鏝でしっかりとしごき、床面の仕上げを行いました。冬場の施工ですので、しっかりと乾燥をさせてから次の工程に移りました。
3. ベランダウレタン防水
ここまでできると後はウレタンの防水材で床面を保護して終わりになります。ちなみに床面は、この防水材の他その日の内に歩行が可能な長尺シートでの仕上げもございます。今回は、ウレタン塗膜防水で施工させていただきました。
4. 工事を終えて
ベランダ鉄骨の腐食を修繕する工事が完了となりました。今回のように梁材の腐食をするケースは数多くみられるのですが、梁の部分はベランダ全体を支えるとっても重要な部位にあたります。
ベランダの塗りかえなどで、腐食箇所をアルミテープで張ってから塗るケースもありますが、重要な部位の場合ベランダが崩壊しないか、柱が倒れないかなど・・・。しっかりと点検、補修、補強をしてあげる事が最善の工事だと思います。
鉄階段などサビが出始めたら、早め早めのお手入れがとっても大事ってこと。お忘れなく!!
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